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ともしどコンテンツ

恥を忍んで、恋も忍ぶ。

面白いと思うのは自分自身。誰かじゃない。(ピアニストさん/ともしどメモ)

今日はピアニストさんと千葉遠征に行ってきた。主に楽しむための1日だったが、要所にためになる話があり、自分が見るためのメモとして書き残しておきたい。

 

 

【モノづくりについて】

 

「俺は計算でモノづくりをしたことは一度もないんだよね。曲を作るときはもちろん、プロモーション活動としてやっていることとかもそう。こうすれば受け手が『こう思ってくれる』とは考えない。ともしど君とは真逆だよね。俺の場合は、自分が客観的に見た時にかっこよかったり、面白いものを作ろう、やろうとするかな。それが自分らしくモノづくりをするってことだと思うよ。ともしど君は、受け手のことばかり考えてきて、今『自分を言葉にする』ってところまで来たんだよね。それを教えてくれた人は、君のことをちゃんと考えてくれたんだろうね。もちろん、それまでの自分もともしど君らしいってことなのかもしれないけど、それで満足できていないんだったら、こういう方法もあると思ってくれたら。次のステップはそこなんじゃないかな。怖がったり不安に思うことはないよ。じたばたしちゃダメ。自分にどうかを考え続けていたら、必ず後からついてくるから。」

 

――とてもハッとした。私は何をするにしても「自分は好き」、「自分にとって面白い」というのを考えたことがない。仮想の誰かを頭の中で作って、その人ならどう思うのかばかり考えていたと思う。そこでひとつの壁にぶつかって、どうしていいかわからずに、もっともっと「誰か」のことを考えていた。

 

手段については、状況に応じてかえる必要はあると思う。それがあるから、ピアニストさんはいろいろな手段を今年から新たに実行してくれているのだろう。でも、「何をするか」、「何を作るか」については、まったくブレない。変わらずに、自分にとって面白いものをひたむきに作ろうとしている。その考え方は私にはなかった。

 

これまでに良いと思ったもの、好きだと思ったもの、面白いと思ったものはたくさんある。けれども、それをちゃんと振り返ってみたことは一度もないかもしれない。

 

 

私にとっては、とても納得のいく言葉でした。ありがとうございます。

 

 

ピアニストさんの2ndアルバムはコチラで視聴できます。

soundcloud.com

私は初めて聴いたときに感動し、即購入しました。オススメの曲は「Like a wind」、「Love Song」、「Father's Dream」、「Watch out!」。ライクアウィンドとファザーズドリームは上記のリンク先で視聴できます。

 

ただいまライクアウィンドのMVを制作していますので、完成しましたら視聴していただけますと幸いです。

うちのオバケが家出したっぽい

私がいま借りて住んでいる家というかアパートは、いわゆる事故物件。人が亡くなったことのある部屋をそう呼ぶらしい。事故って。どゆこと。

十何年も前の話だし、オバケは怖いけどネタになりそうだし、家賃は安いし、他の人が何人も住んだあとだから借りることにした。


で、引っ越したての初夜。

寝ようとしたら目が回って動けなくなった。

ぐるぐるぐるぐるーって。視界が回るの。

上を向くとそうなるみたいで、立ち上がったりうつぶせになれば直る。

「天井付近に何かいる・・・!」

直感的にそう思った私は、慌てて部屋を飛び出した。

もともとオバケが怖くて夜にひとりで階段を上れなかった私である。目が合おうものなら卒倒して泡吹いて連れていかれる。勘弁しろ。

とりあえずまんが喫茶に避難して、心が穏やかになりそうな漫画を選んで読みふけり、心を落ち着かせた。ちなみに『夏目友人帳』である。

そしてその次の日。

頭から角の生えた鬼嫁が待つ家に帰るときの旦那のような気持ちで玄関のドアの前を何往復もしてその間に覚悟を決めてから家に入った。生きているだけ鬼のほうがいくらもマシである。

家の中はシーンとしていた。ヤツはなんのアピールもしてこないようだ。

そしてその日の夜。布団に横になってみても、なんともない。「なんだ寝れんじゃん」と安心したのもつかの間。

今度は起きた瞬間に目が回って動けなくなった。なんだこの時間差攻撃。照れ屋か。

さすがの私も怒った。怒り心頭である。私は天井付近にいるであろうヤツに向けて

「心臓に悪いことすんな!ちょっと降りてこい。説教だ。」

と言った。

私は水道水をコップにそそぎ、ヤツがいるであろう場所の脇に置いた。

「まあ、飲め。」

水は減らない。いきなり話しかけられて焦っているのだろう。慣れてないんだろうな。コミュ障め。人のこと言えないけど。人じゃないか。

「気づいてほしいなら、俺に迷惑をかけないようにしろ。いいか。もっと他に方法あるだろ。怒るぞ。あ、もう怒ってるか。ごめんな。」

・・・・・・・・・。

なんの反応もない。

「まあまあ、泣くなって。寂しかったんだよな。わかる。わかるよ。俺も寂しかった。」

・・・・・・・・・。

なんの反応もない。

「お前なあ。まあいいや。無理にとは言わない。とにかく俺に迷惑をかけるようなアピールの仕方は控えろ。いいな。」

その後、しばらくは何事もなかった。

その間に占い師見習いのお姉さんに教えてもらった除霊の方法(清めの水の力を超強くして入ってこれなくするやつ?)を試したりもした。

「霊は、いつまでもそこにとどまってはいないの。でも、場所がわかると帰ってきちゃうから、帰る場所がわからなくすればいいんだよ」という言葉を全面的に信じたのだ。

キツいことを言って家を出ていかせたまま、帰ってこれないようにしたのである。

ちょっとひどいことをしたかな、と思った。

引け目を感じた私は、ちょっとだけスキを作ってあげることにした。

パワフルな水をどかしたのである。

「1日だけだからな」

そしてその夜。

目は回らなかった。

次の日の朝も、同じく。

そして私は、パワフルな水の位置を元に戻した。

ヤツは家出したまま帰ってきていないのか。それとも、じつはまだ家のなかにいるのにアピールできずにいるのか。

私には霊感がないのでわからない。

オレはスマホに頼りすぎていた、電池が切れたら人の心に触れられた

いや~、困った。

 

駐車場の場所がわからないよ、まじで。

 

 

今日は友人なのか仕事仲間なのか曖昧な関係のピアニストさんのMVの撮影に来ていたんですね。

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こんなに立派なグランドピアノがある素敵なお店でした。ライブをやっているバーです。気になる人は連絡してください、お店教えるんで。

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こちらがジャズ・ピアニストの辺見優司さん。いで立ちから顔からメロディから何からかっこいいんすわ。ボクもこんな男の色気むんむんな男に生まれたかった。すいません、半分ウソです。

 

MV自体は今月末くらいまでに完成する予定なので楽しみにしていてくださいお願いしますとして、本題はちがいますよ。ボクは非常に困っているんです。

 

スマホの電池が切れて、駐車場の場所がわからない。お店の場所がわからなくて、駐車場に辿りつけない。なんで駅前で解散したんだ。バカ野郎!

 

というわけでない知恵を絞って色々考えた結果、タクシーに乗ろうと。タクシーの運ちゃんならわかるだろうと。

 

で、乗ったあとの会話がこれ。

 

 

「すいません、たぶんここからわりと近いところにある○○ってお店までお願いします」

 

『いや~、わかんないな~!電話番号わかる?』

 

スマホの電池が切れてしまって、わからないんですよ~。助けてくださいお願いしますの気持ちでタクシーに乗ったんで、助けてください!」

 

『と言われても…、あ、充電器ならあるよ!充電しよ!』

 

「いいんすか!?」

 

はい、ひとの心ひとつ。

 

『いいよいいよ!これ、使って!』

 

「助かります~!ありがと~!」

 

メーターストップして、15分くらい運ちゃんと談話

 

『なんてお店だっけ?ファンディーナ?』

 

「それ、馬の名前だからwww」

 

『あ、ごめんwww』

 

「馬好きなんすか?」

 

『ちょっとね~!』

 

「ボクは人間より好きかも」

 

『そんなこと言うなよwww若いんだからさw』

 

「ごめんごめんwおっちゃん面白いねw」

 

もうここからタメ口

 

スマホって便利だよな。俺は持ったことないけどw』

 

「ないんかい!スマホにはだいぶ助けられてるよね~、だから電池切れると急にどうしていいかわからんくなる。」

 

『おいも買おうかなぁ。』

 

「買お買お!ボクみたいなお客さん乗せたときのためにwww」

 

『はっはww』

 

「あ。充電できたよ!ありがと!住所は…」

 

で、無事着いた。

 

「助かった~!おつり大丈夫!メーター止めてくれてた分だと思って!ほんとありがと!楽しかったwww」

 

とてもいいおっちゃんだった。

 

こういう体験にしみじみできるのも、スマホ文化の副産物なんじゃないかな~なんて思う程に、ちょっと寂しいのかもw