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ともしどブログ

目指せ脱アンドロイド。

リアリティのなさは“設定”で看破!

妄想 現実

「ふふっ。精気をなくした顔、ダイスキ。もっと見せてよ、ほら」

 

オンナに襟元を掴み上げられ、頬を舐められた。下腹部に痛みが走る。悟られまいとわずかに腰を浮かせたつもりだが、オンナにはお見通しのようだ。腹部をつたう指先の冷たさに震えながらも、さらにさらにさらに大きくなって…

 

***

 

異世界に飛んでいったら、必死に適応しようと頑張ると思います。こんにちは、ともしどです。冒頭の文は、もしぼくがイヴしかいない世界に行ったらきっとこうなるんだろうな、と想像した一コマ。すみません。

 

「異世界転生モノ」とカテゴライズされているくらい、異世界に転生するラノベが流行っているいるいるいる。

 

リゼロは好きでアニメは最後まで観たし、comicoラノベも読んでいるし、そのほかにも…あれこれそれどれ。好きか嫌いかでいったら、大好きだ。でも違和感が凄まじい。トカゲのバケモノが現れてもあっさり戦えていたり、何度も死んで姫様サイコーしたり。いくらなんでも男前すぎる。

 

もしも自分が異世界に転生したら、腰を抜かして何もできずに運命に身を委ねることしかできないだろう。戦うなんて無理。

 

もちろん、何もせずに終わってしまったらそこで物語が終わってしまうのはわかる。最近読んだ本に「書き手は読み手にリアリティを感じさせなければならない」と書いてあったので、「ラノベならOKなのか…」と思っただけ、っす。ごめんなさい。

 

そこで。

 

もし仮に、ナツキスバル氏(引きこもり高校生)によく似た生活を送っている男(ともしど)がコンビニに行き、きづいたら異世界に転生したら、どうなるだろうのかについて考えてみたい。

 

***

 

さあ、異世界だ。

 

「あ、ギザ十。」

 

ファ~。

 

「どうなってんだ?どう見ても作りもんじゃないよな?ってことは…。異世界召喚ってやつ~!?」

 

***

 

一瞬で異世界転生に気付いた!

 

すごいなおいっ!!!

 

少なくともぼくには無理だ。

 

「は……?ちょっと待て、え?なんだこれ……。トカゲ……人間?とりあえず隠れないと……。」

 

と、思うだろう。

 

……だめだ。ツッコミどころが多すぎる。ラノベ文化のテンプレートとさえ思える(主人公がツッコミを入れつつユーモアを引き立て、スライディング土下座とかなんなりの流行語をおりまぜながら可愛い女の子と可愛いキャラクターが登場するみたいな)流れに、リアリティなどと言うのは根本から間違っている。やめよう。

 

ラノベに対して、自分ならどうかとか、普通の人ならどうかとか、考えちゃダメ。そういう目線で観る(読む)と、気持ち悪くなってしまう。「そういうもの」としてまっすぐに見て、まっすぐに楽しむのが吉。気になる人はやってみてほしい。

 

ラノベと小説のちがいはそこにあるのだろう。小説にはリアリティがなければならず、ラノベは“設定”で看破できる。それだけ大きな隔たりがある、まったくの別物ということなのだろう。いい発見。